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少しでも応援できれば、と

9月に10年ぶりに再会したミャンマーの教え子から、「先生、11月にシャン族&カレン族のフードフェスティバルを開きますので、よかったら来てください」と言われ、

収益は、国軍によって家族を殺されたり、家を焼かれたりした人たちに寄付するとのことで、少しでも応援できれば、と思い、行ってきました。

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会場に着いて、びっくり!

すごい人数、すごい熱気。

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そしてヤンゴンで食べていたミャンマー料理は油っこかったですが、今日いただいたシャンのヌードルはあっさり&ほどよいピリ辛さで、美味しく、日本人にも合うと思いました。

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サイチョウさん、奥さん、シャン族、カレン族はじめミャンマーの皆さん、ありがとう。

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また会いましょう。

# by sam0802 | 2024-11-10 16:52 | 日本語教育  

繰り返しを脱し

木曜日の抗癌剤治療のあと、妻はいつも土曜日、日曜日あたりからぐったり、となりますが、今日はまだ少し元気で。ヽ(^。^)ノ

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「短い周期の同じようなものの繰り返し」から脱し、夫も元気。(^_^;)

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ちなみに料理ができないこの夫、ただ食べているだけでなく、そしてこれは妻の抗癌剤治療がはじまって以来、ではなく、結婚以来、食後の洗い物は担当しております――念のため。(^_-)

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# by sam0802 | 2024-11-09 20:38 | 胃癌・悪性リンパ腫  

人生最高のバースデープレゼントに

今日は白血球を増やす注射で、病院へ。

最後の日程が決まりました。

12月で抗癌剤治療が終わり、年明けにPET-CT検査を受け、その結果の言い渡しが1月16日、なんと、喜久恵の誕生日に!

人生最高のバースデープレゼントとなりますように。

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(今日は写真を撮らなかったので、これは2004年、フランスのシャモニから山小屋2泊でイタリアへ縦走したときのもの。後ろはグランドジョラスです。早く山へ、行けますように。)

# by sam0802 | 2024-11-08 20:54 | 胃癌・悪性リンパ腫  

季節は駈け足で

今日は10回目(全12回)の抗癌剤治療で、病院へ。

「寒がりの先生へ」と言って去年、ミャンマーの教え子がプレゼントしてくれたマフラーを、今季初めて使いました。

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大袈裟かなぁ、まだ早いかなぁと朝、家を出るときは迷いましたが、何の、薄手のフリースに半コート、マフラーで、ちょうどでした。

ついこのあいだまでのあの猛暑が、ウソみたい。

季節は駈け足で。

# by sam0802 | 2024-11-07 17:40 | 胃癌・悪性リンパ腫  

久しぶりに、読み応えのある小説

アレックス・ヘイリー『クイーン』上巻を読みました。

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作者の母方の血脈をたどる、アメリカの黒人5世代の物語。

というのでアフリカから始まるのかと思ったら、18世紀末のアイルランドから始まり、当時、アイルランドはイングランドの苛烈な暴力支配、収奪のもとにあり、アイルランド人は死を賭して独立、解放の戦いに起ちあがりますが、これは容赦なく鎮圧され、大量の虐殺、逮捕、拷問が続き…。

ここで舞台はアメリカ南部へ。

自由を求め逃亡したアイルランド人たちは、ヨーロッパ各地からやって来た人たちとともに、2つの問題に直面します。

1つは、彼らがインディアンと呼んだアメリカ先住民。移民たちは懸命に、汗まみれになって働き、土地を開墾していきますが、それはインディアンの土地で…。

またもう1つは奴隷問題で、広大な不毛の土地を実り豊かな綿畑に変えていった移民たちは、たちまち労働力不足に頭を抱えるようになり、そこで、この地では以前から当たり前のこととしておこなわれていた黒人奴隷に頼ることに。

当然、主人公たちは困惑します――かつて自由のために戦った自分たちが、人間が人間を所有する奴隷制など認めてよいのか。

として矛盾と波乱の中で父と子の物語は進行し、上巻最後になってヤンキー(と北部人を南部人は呼んだ)と南部との対立激化が語られ、リンカーン、『アンクル・トムの小屋』といった実在の人物、小説の名が登場し、やがて南北戦争へ、という暗雲が示唆されます。

久しぶりに読み応えのある小説に出会えました。

下巻が楽しみです。

# by sam0802 | 2024-11-04 00:05 | 読書・勉強