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薪ストーブ、20年以上たって

蓼科の旧山荘には、薪ストーブはありませんでした。

昔の山荘というのは、もっぱら夏の避暑だけを目的としていて、ゆえに寒さ対策というのは初めから想定していませんでした。

かつて三井の森の人から聞いた話では、「古い山荘で、けっこう立派な煙突のあるものがありますが、あれはみんな、飾りです」。(^_^;)

僕らが薪ストーブというものに接したのは、1998年にオーストラリアのタスマニア島にトレッキングに行ったときでした。

薪ストーブ、20年以上たって_e0136049_15303423.jpg

宿泊したキャビンに備えつけられていて、暖かさもさることながら、炎のゆらめき、パチパチとはぜる音、木の燃える匂い、さらには自分で火を調節する楽しさ(子どものころ、カブスカウト、ボーイスカウトでやっていた飯盒炊爨や焚き火を思い出しました)にすっかり魅せられ、
「これは、ええなぁ」

が、蓼科に冬に行くことはありませんでしたから、そのまま歳月は流れました。

ところがこんど、新山荘に移ると、薪ストーブがありました。

ただし薪を配達してもらった業者さんによると、
「これは見てくれはいいが、熱効率は悪いタイプです」

ま、冬に行くとしても数度でしょうし、12月初旬の体感では、床暖房+FF式の大型石油ファンヒーター+薪ストーブで十分でしたから(ときどきファンヒーターを止めるほどでした)、これでいいか、ということに。(^_^;)

それにしてもタスマニアの「これは、ええなぁ」から20年以上たって…強い縁を感じます。(^_-)

by sam0802 | 2019-12-28 15:33 | 蓼科だより  

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