雪の火打山~妙高山、縦走
2020年 01月 23日
で、懐かしくなって、この機会に、他の写真もスキャンし、デジタル化して残すことにしました。
5月27日、夜行「きたぐに」で大阪を発ち、28日朝、妙高高原駅からタクシーで登山口、笹ヶ峰へ。
あっ、と思い、しかしまだ冷静で、ピッケルで止めようとしましたが、止まらず、のみならず注意していたつもりなのにアイゼンが雪面に触れたらしく、次の瞬間、体の上下が反転しました。
頭が下になって、猛スピードでくだりはじめます。
しかも見れば、前方に、雪面から頭を出した大きな岩があり、それがみるみる近づいてきます。
ぶつかる…ぶつかったら死ぬ!
と思ったとき、その手前に、雪面から顔を出したダケカンバが見えました。
あれに飛びつこう!
飛びつけるか!
えいっ!
みごと、枝にしがみつき、体は止まっていました。
あぁ。
ほっとして振り返ると、あっ、喜久恵がスリップ!
あっ、O君がスリップ!
連続して滑落し、くだりはじめましたが、僕の場所とは雪質が違ったのか、喜久恵も、O君も、ピッケルで止まりました。(^o^)y
いちばん底までくだり、こんどは登り返します…手前ではなく、右奥が、妙高山です。
コースターとマッチ箱に「西穂山荘」とあるのは、経営者が同じだったからです。
西穂山荘は健在ですが、喫茶「山小屋」はもうなくなりました。
あの膨大な落書ノート(僕らもいつも、何か書いてた)は、どうなったのかなぁ。
by sam0802 | 2020-01-23 15:41 | 登山、ハイキング