真っ赤な便が!
2020年 07月 10日
倒れそうになりましたが、気を取り直し、トイレットペーパーでその赤い便(ゼリー状のものが幾つも、浮いていました)をすくい、ジッパー付きビニール袋に入れ、病院へ。
駅への道、歩きながらいろんなことを考えました。
3か月ごとの胃癌の定期検査で、この2年ほど、血液中の癌細胞の動きを調べる腫瘍マーカーが異常値を示しつづけたこと。
主治医の先生が、胃癌の転移しやすい場所として食道、大腸をあげていたこと…。
こら、大腸に転移したんかな。
しかし他方、希望的観測も頭をもたげました。
おとといから下痢をしていた。
あの赤い便は、もしかしたら血ではなく、今朝、ヨーグルトといっしょに食べたトマト、スイカではないか…消化されないまま、出てきたのではないか。
病院に着き、看護師さんの問診のときそれを言うと、
「食べたのは何時ごろですか?」
「7時ごろです」
「トイレは?」
「8時ごろです」
「そら、早すぎますね…ちょっと考えられません」
診察のとき、同じことを言いましたが、先生も、
「そら、早すぎますね」
帰ってきて、癌友(?)のNさんにメールしますと、
「そら、痔ぃ、ちゃいます? 私の知り合いも…」
しかしお尻、痛くないんですけど。
6月29日、大腸の内視鏡の検査。
今朝、結果を聞きに行ってきました。
「腸の中もきれいで、切れた形跡もありません。お尻もきれいで、切れた形跡もありません。持ってきていただいた便の検査の結果も、異常なしです」
「そしたらあれは、何やったんでしょう?」
「分かりません」
「僕の、トマト・スイカ説は、どうでしょうか?」
「うーん、そうやったのかもしれませんね」
きっと。(^_-)
とんだ騒ぎでしたが、ともあれ、ほっ、です。(^_^;)
by sam0802 | 2020-07-10 13:36 | 胃癌